こんにちは、吹奏楽.comです。
学校の吹奏楽部に入った場合、ほとんどの人が最初は学校にある部の楽器を使うと思います。
楽器はただのモノではなく、愛情をかけてあげることで本当に良い音を奏でてくれます。
なん十万円もする高額な楽器が学校にたくさんあるわけですが、ひどい扱いをされていることがよくあります。
「なんかボロボロだし、自分の物でもないから愛着がわかない」
と思ってしまう人もいるとは思います。
お手入れ方法を調べて、まずは表面だけでもピカピカにしてあげましょう。
少し愛着がわいてくると思います。

楽器はお手入れを必ずしないといけません。
毎日しっかりとお手入れされている楽器は、何年、何十年と経っても美しく、演奏しやすく、正確な音程で良い音色を出すことができます。
逆にお手入れを怠っている楽器は、数ヶ月であっという間に見た目は汚らしく、内部はもっと汚く、演奏しづらく、音程も音色も悪くなり、挙げ句の果てに使えなくなります。
なん十万円がパーです。
自分でお金を稼いでそのお金で買った楽器であれば、多少は大事にするのかもしれませんが、学生の場合まだお金の大切さや楽器の大切さが理解できないことが多いのは仕方のないことかもしれません。

ただ、単純にお手入れのやり方を知らないという人もたくさんいますので、まずは自分の楽器の手入れ方法を調べましょう。
楽器によって手入れの仕方も様々ですが、基本は楽器用の柔らかい布(クロス)で拭くことです。
そんな単純なことをしていない人が本当にたくさんいます。
最近は楽器用のマイクロファイバークロスなどと呼ばれる、汚れや水分を簡単に上手にとってくれる布が楽器店などで販売されています(間違って食器用や車用のを買わないように)。
数百円で買えますので、自分専用のクロスとして購入した方がいいと思います。
そして必ず、頻繁に洗濯してください。
「え?クロスって洗っていいの?」
という方、結構いると思います。
洗っていい、どころか洗わないと細かい金属粒子などで楽器を拭きながら傷つけているのと同じことになります。
最低でも週に1回くらいは、洗濯してください。ハンカチと同じように、家の洗濯機で普通に洗うだけです。丈夫なので洗濯用ネットに入れる必要もありません。
すでにあまりにもひどく汚れている場合は、事前に別洗いをした方がいいかもしれません。

シルバーポリッシュ(磨き粉)などをお手入れで使う楽器の人は、それ専用のクロスを別に1枚持った方が良いです。シルバーポリッシュなどを付けたクロスは洗いづらいので、使い捨てと考えた方がいいと思います。と言っても最低でも数ヶ月は使えます。
それとは別に、毎日使う少し大きめのマイクロファイバークロスを持ちましょう。
たくさんの種類のクロスがあって、シリコンクロスと呼ばれる布に液剤を染み込ませてあるクロスも販売されています。
シリコンクロスは、洗うとその液剤が落ちてしまうので、洗わずにこちらも使い捨てと考えましょう。
他にも「〜〜クロス」など、いろんな布があって迷うかもしれませんが、1枚だけ買うとしたら、基本はマイクロファイバー製の普通の楽器用クロスで大丈夫です。

お手入れは楽器全体を隅々まで綺麗なクロスでよく拭くのですが、特に手の当たっとところ、水分のついたところは、キュキュッとよく拭いてあげてください。練習の最後に、数分かけて毎日それをやります。
汗や唾液は一見透明に見えますが、かなりの侵食作用を持っています。
手に汗をかいていないと思っても、誰でも多少の水分(汗)が楽器に当たっていることになります。
打楽器も複数の人数で使う楽器が多いからか、ホコリをかぶっているのをよく見かけます。
少し拭いてあげるだけで、見た目にもピカピカになって、なんだかいい音が出そうな気がすると思います。

練習が終わったら楽器をケースに入れて、はいサヨウナラ、という人になっていませんか?
金管楽器の人はスワブを毎日通すようなことがあまりないので、なおさらそうなってしまいがちです。
どんな楽器でも特に手が当たった箇所は、必ず毎日クロスで拭くようにしましょう。
それだけで表面の美しさはかなり長い期間保つことができます。
どの楽器でも最低でも5分〜10分程度は、練習の最後にお手入れする時間を計算して、練習を終える計画を立てましょう。
自分が使う楽器に愛着を持って欲しいので、たとえ学校の楽器でも名前を付けてあげるのもいいかもしれません。名前は何でもいいです。
「いや、ペットじゃないんだから」と言わず、
「〜子」とか「〜ちゃん」などと自分の楽器に名前をつけて、可愛がってあげてください。
きっといい音を出してくれるようになると思います。
みなさんの日々の生活が、音楽で豊かになりますように。
