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美男美女は楽器が上手い?

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こんにちは、吹奏楽.comです。

楽器を始めようと思っている方で、歯の矯正(きょうせい)をしている人、またはこれからするかもしれない人は、できれば希望する楽器を試しにいくつか演奏させてもらって、よく考えてから決めるといいと思います。
例えばトランペットを吹いてみると、矯正の装置によっては唇の内側(裏側)がかなり痛いことがわかると思います。高い音はもっと痛くなります。
気になる人は前回のブログ「管楽器は歯が命?」を読んでみてください。

歯の矯正の装置は場合によって特定の楽器を演奏することが物理的にほぼ不可能だったりしますが、そこまでではなくても様々な要素でいろんな楽器に多少の向き不向きが出てきます。
歯並びや、顎(あご)、顔の骨格、体格、身長、手、指などです。

トロンボーンは見てわかる通り、手(腕)をかなり伸ばして演奏する時があります。1番手前の1ポジションから、一番遠い7ポジションまであって、大人でも小柄な人だと7ポジションは届きづらいことがあります。
プロの女性トロンボーン奏者でも、7ポジションの時にはスライドに付けている短い紐(ひも)で、なんとかスライドを遠くまで伸ばして演奏している人がいるほどです。

中学生くらいだと、身長がこの先どれくらい伸びるかわからないことの方が多いと思いますので、考えすぎることはありませんが、中学1年生の時点ですでに背が高い人は、少しだけトロンボーンに向いていると言っていいと思います。
もちろん他のいろんな要素もありますし、背が低くても上手にトロンボーンを演奏する中学生はたくさんいますので、ちょっとだけ楽器を決めるときの参考にしていただく程度でいいと思います。

ホルンは右手をベル(楽器の音が出るところ、らっぱ部分)の中に入れたまま演奏します。そして右手で微妙に音程や音色を変えたりすることができます。
他にもゲシュトップ奏法と言って、右手で音の出口をふさいで金管楽器のミュートとは違う「ビーー」というホルンにしか出せない特殊な音を出すことができます。
曲の中で楽譜に「gestopft(ゲシュトップ)」と書かれているような箇所は、このやり方で演奏します。
手の大きさで少しだけ表現が幅広く、またやりやすくなりますので、楽器の向き不向きとまではいきませんが、どちらかというと手が大きい人の方が向いています。

また、顔の骨格は人それぞれ様々です。下顎(したあご)が少し出ている人、逆に引っ込みすぎている人、前歯が出ている人、八重歯(やえば)がある人、歯並びがあまり良くない人、などは管楽器を演奏するのに少しだけ苦労する可能性があります。
と言ってもそれらがすべて完璧な人の方が少ないので、気にしすぎることはありません。日本人は歯が出ていることの方が多いですし、誰でも多少は歯並びがずれていることの方が多いです。

逆に言うと、骨格が整っていて歯並びもある程度良い人は、管楽器を演奏するのに向いていると言えます。そういった顔立ちの人は、誤解を恐れずに言うと美男美女と言われることが多いと思います。
俳優やタレントさんでも、何か以前より垢抜けたように見える人を観察してみると、歯を矯正して歯並びが良くなっていることに気づいたことがある方もいると思います。それほど歯は人に与える印象を左右するんですね。

ちなみに八重歯は、ちょうどトロンボーンとユーフォニアムのマウスピースが当たる位置にあるので、吹く時に当たって吹きづらいことがあります。
八重歯がある人で、トロンボーンかユーフォニアムが担当楽器になりそうな人は、試しに吹かせてもらって確かめてから楽器を決めた方がいいと思います。
八重歯の位置によっては、テューバも同じように吹きづらいかもしれません。

ピアノを習ったことがある人はそもそも音楽に興味がある人が多いので、吹奏楽部に入ってくることがよくあります。
ピアノは左右の指10本を独立して動かして演奏しますので、ピアノをやっている人は普通の人よりもやはり指がよく動きます。
10本の指を使って演奏する楽器は「木管楽器」です。金管楽器は運指に関しては片方の手の3〜4本の指しか使いません。
当然ながらピアノの経験者は、少しだけ木管楽器に向いていると言っていいと思います。

他にもパーカッションの人が演奏する鍵盤楽器(シロフォン、マリンバ、グロッケンなど)も、ピアノ経験者はやはり楽譜を見てどの鍵盤を叩くかがすぐにわかるので、最初は有利になります。


他にもよく「肺活量が〜」などという話を聞くことがあります。
「テューバは楽器が大きいので、体が大きい人の方が向いているのでしょうか?」というようなことは、誰もが思うでしょう。
答えは「あまり気にしなくても良い」と思います。

管楽器は「呼吸」が非常に重要になってきますので、どの楽器もどちらかというと体の大きい人の方が有利です。
でも体の小さい人でも、素晴らしい音で演奏する人はたくさんいます。
ブレスを研究して、息の使い方を良くしていけば、その人よりも体の大きい人を十分逆転することができます。

今回のお話は、体におけるそれぞれの楽器への「多少の」向き不向きですので、あまりこだわりすぎずに参考程度にしてもらって、新入生の楽器を決める際に少しだけ役立てていただければと思います。
音感(音の高い低いなどを感じ取る能力)や、リズム感などは、もちろんそれらとはまったく違う話になることはお分りいただけると思います。

楽器は一度始めると一生涯、その楽器を演奏する人もたくさんいます。
場合によってはその人の人生を左右しかねない最初の楽器を決める時に、少しでも本人に向いた楽器が割り当てられることになると嬉しいです。

みなさんの日々の生活が音楽で豊かになりますように。

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