こんにちは、吹奏楽.comです。
楽器を始めると仲間ができます。
同じパート(楽器)の人、同い年の友達などは特に一緒にいる時間が長く、学校を卒業しても何年、何十年でもずっと友達でいることになる人も多くいます。
演奏面でもそれ以外でも、お互いに刺激しあって向上していくのは素晴らしいことです。
年齢も楽器を始めた時期も近い友達は、スタート地点が一緒なので良きライバルになることがあります。
お互いに負けたくないという気持ちを持ちながら練習し続ければ、特に中高生の年齢だとものすごい速さで成長していくこともよくあります。
そんなライバルと仲が悪くなってしまうことも、よくあります。
ライバル心を持つのはいいことですが、その気持ちが
「いなければいいのに」とか「嫌い」という方向に行ってしまいがちです。

吹奏楽部はすべての部活の中で最も大所帯なことが多く、何十人も在籍していることが普通です。
その全員と仲良くなれなかったとしても、それは当たり前のことです。
何十人といれば、合わない人や考え方が理解できない人がいて当然です。
そういう人が出てきても、相手を攻撃しないことです。
影で悪口を言ったりするのは最低の行為ですが、ついついやってしまう人も多いと思います。
周りが同じ意見だと、なおさら拍車がかかってつい陰口などを叩いてしまった経験がある人もいるでしょう。
部活に限ったことではありませんが、理解できない人でも
「そんな人もいるんだ」くらいに思ってやり過ごすのが一番です。
無理やり仲良くしなくてもいいので、放っておけば良いのです(もちろん言うべきことは、言うタイミングを見計らって思いやりを持って言いましょう)。
相手を攻撃することに時間や労力を使うのは、バカげたことです。

逆に、もしライバルと仲の良い関係を持つことができたら、それは最高のパートナーだと言えます。
お互いに励ましあって、良い演奏を競い合ってください。
そして手の内をどんどん言い合いましょう。
普通は、自分が見つけた「いいこと」は、負けるのが嫌なので言わないと思います。
そこを
「こんな練習をしたら、ちょっと上手く演奏できた」とか
「この指使いだと音色も音程も良いまま、フレーズが演奏しやすかった」
など、自分が見つけた「いいこと」を、どんどん相手に言うのです。
こちらが言えば、向こうもあなたにとって有益なことを教えてくれることが多いです。
そうこうしてる内に、いつの間にか周りからは「あの二人、すごい。」と言われるようになります。

「あの学年の〜パートはすごかった。」とか、「あの時期の〜の人たち、全員上手かった」などということは、よくある話です。
プロの世界でも学生時代に同学年だった同じ楽器の人が、揃って大活躍しているようなことがよくあります。
それは「たまたま」ではないのです。
もし身近にそんなライバルがいる人は、幸せな人です。
学年や楽器が違ってもいいです。
自分よりも少しだけ上手な人が近くにいるのが一番いいかもしれません。
そんなときは「ラッキー!」と思って、少しでもその人に近づけるようにしてみてください。
決して蹴落としたいなどと思わず、尊敬したり憧れの気持ちを持つのがいいです。
そういう風がだんだん近くに、そして部全体に回っていって、良い循環が生まれます。

いい子ぶりっ子や優等生にならなくていいんです。
ライバルとはお互いに良い情報を共有し合って、そして自分から周りの環境を変えていくくらいのポジティブば気持ちで、毎日の練習と部活を楽しみましょう。
みなさんの日々の生活が、音楽で豊かになりますように。
